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水からの伝言


水からの伝言
by emoto-hado

ハドソン川の奇跡

1月19日(月)

9・11から1・15へ

1月15日に起きた「ハドソン川の奇跡」報道を家でテレビで見て、私はしゃくり上げる様に声を上げて泣いてしまいました。涙がぼろぼろ出てとまりませんでした。最近年を取って涙腺がとても脆くなったせいももちろんありますが、あまりにも暗い、恐ろしいニュースに本当にうんざりしていたせいもあって、久方ぶりのこの逆転サヨナラ満塁ホームランのような、ニュースを見て、あー人間もまだ捨てたものではない、アメリカ人もいざと言う時にはやるじゃないかと、本当に嬉しく思い感動させられたのでした。

思えば、7年半ほど前の9・11事件の時も家でテレビを見ている時の臨時ニュースでした。あれから、世の中どんなに暗く不安になってしまったことでしょうか。一体何千何万の人が、いつ起こるか分からない自爆テロによって、いわれの無い死を迎えなければならなかった事でしょうか。
そして昨年のくれから、またもやイスラエルによるパレスティナに対しての、あの多くの子供達を巻き込んだ空爆や砲撃が起きてしまいました。それはまるで70年前に自分達の両親の時代に体験させられた、世界史上稀に見る残虐な仕打ち、ホロコーストの仕返しの様でもあるように思えました。

世界平和のために、身体を犠牲にして世界を旅している僕にとって、つくづく自分の無力感を感じ始めていた、年末年始でありました。「あー、人間て何でこんなに、どうしようもなく馬鹿なんだろう」と使ってはいけない言葉を、使ってしまっていました。

そんな僕にとって、今回のハドソン川で起きたことは、まさしく起死回生の希望の発芽となるものでした。9・11の時もジェット旅客機、そして今回もジェット旅客機によって齎されたものですが、方や数千人の死者を作り、方や155名の死ぬ運命にあったかもしれない人々の命が助けられた。それも一人のパイロットの優れた操縦技術と、冷静で人命尊重を第1に考えた判断力、そしてそれにしたがって冷静に互いに協力し合った乗客のチームワークが、その奇跡をなし得たのです。

うん、ぼくもまだまだ頑張らなくちゃいけない。きっといつかは世界の人々は、今回のように互いに手を取り合って、助け合うようになってくれるに違いない。もし人々の取るべき航路が的確に示されるならば、と思ったしだいです。

おりしも、アメリカと言う国のパイロットも、ブッシュと言う軍用機専門パイロットから、オバマという平和号を操縦するパイロットにまさに交代する時です。
世界の平和を愛する人の意識エネルギーによって、オバマさんの操縦がアッチャコッチャにぶれないよう、希望を持って、支援してゆこうではありませんか。

フレー フレー オバマ!!

by emoto-hado | 2009-01-19 22:12
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