3月15日(日)
ドーハ(カタール)セミナー もう一つの中東のセミナーは、昨14日カタールの首都ドーハで行なわれました。ドーハといえば日本人の特にサッカーファンにとっては忘れられない名前です。1993年ワールドカップアジア地区最終予選が、この町で行なわれ、日本は後わずか数秒を残すロスタイムの最終プレーで、イラクに同点ゴールを許し、ワールドカップ、アメリカ大会への切符を逃したのです。これを「ドーハの悲劇」と言います。 さて、クエートから1時間半ほどの飛行でドーハ空港に降り立って感じた事は、町全体の視界が良くないということでした。砂漠の中の町ですので、砂嵐が良く起こり、太陽も霞むほどになってしまうのです。 日中、太陽が照っているのに、この明るさです。 ドーハの主催者のカーリッドさんは、クエートのサラーさんが経営する会社のカタール支部の代表者です。彼は他にも有名なアルジャジーラの放送局で、お天気番組の担当と言うお仕事を持っているようです。 彼が空港まで迎えに来てくれて、連れて行ってくれたホテルはRAMADAホテルで、写真のようになかなか立派なホテルでした。 ドーハ、ラマダホテル 部屋も大きく立派でしたが、何よりも良かったのは、バーがあって外国人であれば、全く問題なくいろいろな種類のアルコールを提供してくれる事でした。中東圏でも国によって多少違うようです。ちなみに昨年訪れたサウジアラビアは完全にNOでした。 セミナーが行なわれた所は、彼のオフィスにある集会場で、多くても80名くらいの人が入れる所でした。 しかも男性席と女性席がはっきりと衝立で区切られており、男性側に10席、女性側に40席ほどの椅子が並べててあり、その中間に私のお話しする席が設けられていました。私たちがそこについたのが、5時15分ごろでしたが、6時からのセミナーであるのに誰も来ていません。しかもカーリッジさんが、「今日は何人来るか全く見当がつかない、10人くらいかもしれないし、50人くらいかもしれない。この町ではいつもこうなんです。」と仰るものですから、1昨日のクエートと大違いで、少々エネルギーがダウンしてしまいました。 開演まで、別のお部屋でカーリッジさんと談笑をした後、時間になって、恐る恐る会場に入りました。しかし、思ったよりも多くの人が来てくれていました。男性は5~6人ほどでしたが、黒い民族衣装を纏った女性が30名以上いて、そのうち顔をベールで隠している人は、3~4名ほどでしたから、皆さんの顔がはっきりと見えました。そして直ぐに、彼女達から上品な知性のようなものを感じ取りました。映画スターなみの美女も5~6人ほどいて、私はすっかりエネルギーを取り戻し元気に話し始める事ができたのです。 2時間近く、たっぷりと話し込んだ後QAが行なわれましたが、それも活発に始まりなかなか終わりませんでした。最後は主催者の方が、もう時間だからと打ち切られて終わりました、人数は40名ほどでしたが、なかなか充実したセミナーとなり、私たちはホテルに戻ってから中東地区で始めて飲むビールで乾杯しました。
by emoto-hado
| 2009-03-16 05:22
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